ヤマハ発動機労働組合 中央執行委員長 メッセージ
日頃より労働組合の活動にご理解ご協力頂きましてありがとうございます。
労働組合の60期の節目に合わせてビジョンを刷新してから、早いもので2年が経ちました。
ビジョン刷新にあたって、これまでの長い活動の中で曖昧になりつつあった「労働組合の存在意義」を問い直し、「私たちはどんな未来を望むのか」を定義し、その未来に向けて自分たちのありたい姿をビジョンという形で表現しました。
そして、「個×個×個=組み合うチカラ!」というビジョン(=ありたい組合の姿)に向かう上で、最も大切にする価値観として「個の尊重」を掲げ、さらにもう一歩踏み込んで「個が尊重された状態とは?」について議論を重ね、「公平・選択・対話と共感」のすべてが揃うこと、という結論にたどり着きました。
こうしてできあがったビジョン・バリューに従い、組合活動一つひとつの見直しを始めましたが、これまで何年も続けてきた活動の意味を問い直し、すべてをビジョンに沿った形に変えていくのは容易ではありませんでした。
そもそも、役員・組合員含めた労働組合全体へのビジョンの浸透自体がまだ道半ばであり、今回の改選を経てまた新たな役員体制で迎えた62期は、より一層、ビジョンの浸透そして活動への反映に力を入れていきます。
コロナ禍で激変した生活も、もはや「日常」となりつつあります。2020年以降困難となっていた多くの活動についても、新たな形で、あるいはこれまで同様の形で、再開することができるようになってきました。
「組み合うチカラ」が最大になるように、個が活きる未来を目指して、これからも労働組合は動き続けます。
皆さまの変わらぬご支援とご協力をよろしくお願い致します。
ヤマハ発動機労働組合 中央執行委員長 平野雅紀